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世界最大のトルコ人街 (6)ベルリン

ベルリンのKreuzberg(クロイツベルク)地区は世界最大と言われるトルコ人街。この地区は ”kleine Istanbul(クライネ イスタンブール=小さなイスタンブール)”と呼ばれたりもするくらい、本国イスタンブールに次いでトルコ人人口が多い。だが、実際に目の当たりにすると「小さなイスタンブール」どころの騒ぎじゃない。イスタンブール以外のトルコ本土のどの街の人口をも上回る密集。これは、ドイツではなく、「ほとんどイスタンブール」だよ、状態。木組みの家やLederhose(レーダーホーゼ=ドイツ男性の民族衣装の皮パン)なんか目にとめないベルリンだからこそ、ここまでトルコ人街が大きくなったのだと思うが、私のベルリンは雑多な街という印象が更に強くなる。

この日、ヨーロッパでは各地でメーデーのイベントが開かれるのだが、Kreuzberg(クロイツベルク)地区でも公園や広場などでは数々のイベントが行われていた。ただの大道芸を取り囲む輪の人数がものすごく多いのには驚いた。メーデーということもあるのだろうが、それにしても私の住むフランクフルトの大道芸を囲む人の数と違いすぎる。こんな街角でベルリンという街の大きさとパワーを感じた。


公園では、大音量の太鼓やラッパ(ラッパらしきトルコの楽器)の音楽に合わせ腕を組みダンスをする人。右端の人が持つ国旗をよく見ると、あれ?トルコの国旗ではない。調べてみたものの、全く該当の国が見つからない。トルコ人だとばかり思っていたのだが、一体どこの国の方々なんざんしょ?しかし、この大音量音楽はトルコ人が発するものと似ている。大音量はトルコ人のお祭り騒ぎになくてはならないもの。フランクフルトの我が家近くで、トルコ人の結婚式のお祝いの大音量BGMを聞いたことがあるが、静寂なドイツの住宅街には不似合いな音色で、近所に住むドイツ人がバルコニーからしかめっつらで睨みつけていたことを思い出す。しかし、これだけトルコ人(トルコ人とおぼしき方々)の数が多ければ多勢に無勢だわね。


東西を分断する壁が消滅するまでは、西ベルリンの場末なエリアだったKreuzberg(クロイツベルク)地区。ところが壁が無くなるや否や突然ベルリン市の中心部に位置することになった。その後は、再開発の波にさらされている。不法に住居を占有している人も少なくないと聞いた。この建物壁面には”WIR BLEIBEN DRIN=我々はここに居続ける”と書かれている。おそらく不法居住者であろうが、堂々の居座り宣言。非常に明確なメッセージ。ベルリンは怖いよ。


トルコ人街お決まりのケバブやトルコ料理レストランの数も多い。ダンナの友人アレキサンダーが「うまいぞ!」と言って買ったのが、この細長いパン。今まで見たことがないトルコ系のパン。アレキサンダーは中がひき肉の炒め物、私とダンナはチーズのパンを買い、それぞれ交換してパクつく。中がひき肉のパンは、結構いけたわよ。
この後はトルコ人街を抜け次のアレキサンダー観光ポイントへ向かう。
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# by uki2bnny | 2012-05-27 17:00 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(0) 

祝い手巻き寿司

今日はダンナの誕生日。36歳といえば立派なおっさんであるが、歳の数だけの蝋燭は吹き消したいであろうから用意しといたよ。ケーキは蝋燭のためだけに必要だったんで、手抜きミニケーキを作ってみた。


祝い御膳のメインは手巻き寿司。フランクフルトで一番品揃え豊富な魚屋VENOSで買出しした マグロとサーモン。いくらVENOSといえど刺身に切ってくれるわけないので、買ってきた魚を自分できらなきゃならない。そもそも刺身用の柵の形状で魚が売られていないから刺身っぽくするのが、ちと大変。ドイツに来て日本でやっておけばよかったなと思っているのが、魚のさばき方。新鮮な魚はドイツでも手に入るが、日本のスーパーで綺麗な切り身ばかり購入していたため自分でさばくことに慣れておらず悪戦苦闘。今日は、なんとなく刺身っぽく切れたのだが、これが限界。
サーモンはトロトロで本当に旨いのよ!!! マグロは超赤身なんでイマイチだが、マグロ漬け丼にすればそれなりな感じになるので翌日の漬け丼に期待。


祝い御膳なんで、手巻きの前に一応、なんちゃって前菜ディッシュも用意。朝から砂糖でマリネした苺をいれたシャンパンは、ほんのりピンク。寿司桶の寿司メシも今日はいい感じに仕上がった。やはり和食は、一番落ち着くね~。
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# by uki2bnny | 2012-05-26 17:34 | 日常とドイツのニュース | Trackback | Comments(1) 

イタリアンでも白アスパラ (2012-6回目)目と鼻の先のイタリアン

最近は、春を通り越し夏じゃんってぐらい気温があがる天気が続いている。夜8時を過ぎても昼のように明るく、テラスで夕食をとるのが最高な季節。近所のイタリアンの庭には、大きな木があり夏の日は、その木のさざめきを聞きながら食事をとるのが楽しみのひとつ。5月初めにひいた風邪は尾をひき、結核か?と思うほど咳が続いているので、ワタクシはアップルジュース。ダンナが飲む白ワインを一口だけ舐めさせてもらう。


Spagel(シュパーゲル=白アスパラ)はドイツ人だけの専売特許ではない。ヨーロッパでは春を告げる野菜だから、勿論、ドイツ以外でもSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)を楽しめる国はいくつもある。ここは、イタリアンレストランではあるが、旬のメニューにこてこてのドイツ的な「イモとパルマシンケンとSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)」の一皿があった。釜焼きのマルゲリータと一緒に注文してみた。


去年もそうだったんだが、このレストランで出されるSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)は、くたくたになるほど茹でられている。歯ごたえとか食感を残すという具合はないようだ。ドイツのレストランでも、くたくたなSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)と何度も出会っているが、ヨーロッパ的なおいしい硬さというのは、どんなもんなのかね?くたくたなSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)ではございますが、味付けがいいのか、これはこれでおいしいのである。どこのレストランでもSpagel(シュパーゲル=白アスパラ)に添えられたイモがおいしい。なぜこうももちもちと仕上がるのか不思議でならない。ドイツのイモは、本当に美味しいのだ。


釜焼きマルゲリータは、2人であっという間に食べてしまった。マルゲリータはたったの4,50ユーロ。やはりドイツイタリアンのピザは安い。この店のピザを完食すると、こちらの可愛らしいイラストが現れる。


いつも通り食後酒のサービス。しかし、これもダンナだけ。早く酒が飲みたいよ~!!
10時近くであるが、まだこの明るさ、1日が長い。
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# by uki2bnny | 2012-05-25 16:55 | 日常とドイツのニュース | Trackback | Comments(1) 

蚤の市での戦利品 (5)ベルリン

ベルリンの蚤の市で、見つけたのが、こちらのティーポット、カップ&ソーサー(3客)、ケーキ皿(2客)。近くで見ると可愛らしくない花と葉が描かれているのだが、一歩引いて視線を落とすとなんとも言えない魅力を感じて買ってしまった。ドイツ南部ババリア地方のWaldsassen(ヴァルトザッセン)という街にあったBareuther(バロイテア)社のティーセット。1866年に創業された歴史あるドイツのメーカーだが、1994年に倒産してしまったようだ。


創業以来、5回ほど社名が変更なっているWaldsassen(ヴァルトザッセン)。手に入れたティーセットに刻印された冠マークを調べてみると1970~1993年の間に製造されたものに使われたロゴであることがわかった。このティーセットは、最後の社名のときに作られた製品。


ケーキ皿のプリントが薄れている部分がある以外は、欠けなどの損傷はない。


とても地味な皿であるが、最近これに自作のロールケーキを載せてみたところと、私にはとてもいい感じに見えたのだ。可愛らしい花などが描かれていない地味色の皿は逆に、へぼいロールケーキを引立たせてくれる。


こちらのポットを何度か使用してみた所、思いがけず使いやすいということがわかった。注ぎ口がかなり鋭角なためか?紅茶を入れても茶葉がほとんど出てこない。茶葉の種類によっては茶漉し不要なポットであった。


アンティーク、ヴィンテージといった知識が全くないため、ベルリンの蚤の市ではインスピレーションだけを頼りに、このティーセットを購入した。ティーセットといってもカップとケーキ皿がいくつか足りないが、それでも満足なのである。ケーキ皿の絵柄が薄くなっているので、食洗機には一度も入れていない。ウチの強力な食洗機で洗ったら、あっという間に白のティーセットに変わりそうだ。馬鹿みたいに安い値段であったが、じっくり吟味した。ベルリン旅行の思い出と一緒に大切に使っていこうと思う。
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# by uki2bnny | 2012-05-25 09:41 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(0) 

蚤の市 (4)ベルリン

5月1日は晴天のメーデーとなった。ベルリンのアレキサンダー広場では毎週日曜日に蚤の市が開催されているが、この日は年2回しかないかなり大規模な市が開かれる日であった。今日は、つまらないウンチク文章はなしで、写真のみ掲載いたします。みなさんも青空の下、ブラブラ歩きながらの気分でご覧ください。

◆アレキサンダー広場の蚤の市


































皆さん、掘り出しモノは見つかりましたか?私は、ちゃんと戦利品を獲得しましたよ。
この蚤の市に案内してくれたダンナの友人アレキサンダーから「ちゃんと15ユーロにしてくれと値切れよ!(このおばさんの言い値は20ユーロ)」と指令されたとおり戦利品は15ユーロでゲットいたしました。おばさんの袋詰めを手伝うのは、わがダンナ。戦利品のご紹介は、このあとの記事で・・・。
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# by uki2bnny | 2012-05-25 08:09 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(0) 

アラビックな夕食の後にメーデー前夜のイベント (3)ベルリン

ベルリンに到着した日の夕食は、ダンナの友人アレキサンダーのおすすめアラビックレストランへ。アレキサンダー邸の目の前からトラム(M10)に乗り、地下鉄U2のEberswalder Str.(エバースヴァルダーシュトラーセ)駅近くの停留所で下車。


トラムを降りると目に入ってくるのは、テレビ塔。ベルリンの中心地アレキサンダー広場からそれほど遠くなさそうなところだ・・・。なんたって、日本のガイドブックにはてんで記載のないエリア。自分がどの辺りにいるか皆目見当がつかないのだ。
このエリアは、旧西側なのか旧東側なのかアレキサンダーに聞いてみたところ、「東だよ。」と答えが返ってきたが・・・、「そもそも、ベルリンは旧西側より東の方が圧倒的に広いんだよ! ベルリン=ほとんど旧東なんだ。」だって。そうだよね・・・、なんてナンセンスなことを聞いてしまったんだろう・・・・、アホな質問は控えよう。


◆El-Rief
【住所】Schönhauser Allee 47, 10437 Berlin
【電話】030/69523888 ‎



アレキサンダーのシェフの友人が彼を案内してくれたというアラビックレストランは気取らず、値段も全然高くない店。日本人の感覚からしてみると、ファーストフード的と言ってもいい感じかもしれない。


アラビック料理と定義されたものをそう言えば食べたことが無い。メニューをオーダーするカウンターを覗いてみると・・・、なんだか時々使うケバブ屋(トルコ料理)のメニューと似ている。アレキサンダーに「これはトルコ料理とは違うのか?」と聞くと、きっぱりと「違う。」と回答が・・・。中華もタイ料理も日本料理も区別がついていない欧米人を見ると笑っちゃう私だが、自分も同じようなことに陥っている。まあトルコとアラブ近いけどエリアが違うという区分けで、薄いパンや長串に刺して肉を焼くなど基本がとても似ているように思う。トルコ料理は世界三代料理のひとつというぐらいだからトルコ料理とアラブ料理は全く別物なんでしょうが・・・、やはり違いがよくわからない。食べてみると・・・、ケバブを食べているような感じ。やっぱ、違いがわからない!!まあ、安くてボリューム満点で美味しいので、それ以上何も考えずヨシトスル。


アラビックレストランを出ると、アレキサンダーが「ビールを買うぞ!」とコンビに入りビールを両手に店から出てきた。さあ、メーデー前夜に行われるイベント会場Mauerpark(マウアーパルク)へ向うも・・・、やはり、この街の雰囲気にいまだ馴染めない。生温いフランクフルトとは空気が明らかに違うのよ。
道々、やはり落書きが多い。中には、こんなゆる~い落書きも見かけた。ベルリンの落書き=アートだということになってるらしいが不可思議だ・・・。塗料代は描いた人の自腹でしょ? 金を使っても落書きするのには深い意味があるんでしょうね、きっと。

イベントが行われているというMauerpark(マウアーパルク)の入り口には、警官が沢山いて公園に入る人の持ち物検査をしている。イベント→お祭り→「楽しい雰囲気」とは違い物々しい騒然とした空気が漂う。この日、公園にはアルコール類の瓶を持ち込むことはできず、入り口で配布されているプラスチックのコップに全て移し替えて入場するシステムとなっていた。アレキサンダーとダンナは、ビールを全てコップに移してから入場した。悪事も働いていないのに警官を見ると緊張するが、荷物検査となるとなおさらだ。いやいや何も疾しいものは持っていない、堂々とカバンを開けようとしたら・・・、「あなたは、いいわよ!」と笑顔の金髪美人警官。
もう、あきらかに地元民じゃないので危険度ゼロということで手荷物検査なしのワタクシ。これにはアレキサンダーも笑っていた。なんでも、ベルリンでは暴動はよくあることなんだとアレキサンダーが言っていた。人が集まるところで、アルコールなんか入ってしまい警官の目がないと、暴れだすらしいよ皆さん。やはりベルリンはフランクフルトのドイツ人と人種が違う。

◆Mauerpark
この夜、イベントが開催されるのはMauerpark(マウアーパルク)。この公園は、ベルリンでも最大といわれる蚤の市が毎週日曜日にたつことで有名。私の持つ日本のガイドブックに記載はないけど、ベルリンではかなりメジャーどころのようだ。


Mauerpark(マウアーパルク)とは、その名の通り「壁公園」。ここはベルリンの壁があった所でベルナウ通りの北端に位置する。旧東ドイツ時代は、無人地帯だった場所が現在は公園となっている。ここに残されている壁は、東ベルリン側にあった薄い壁だということだ。この壁にも、ぎっしり落書きアート。


イベントと聞いていたんで、ステージとかが設置されていたり露店が出ていたりするのかと思ったら、そういったモノは一切無い。広い公園のところどころで、バンドが演奏して周りで人が踊っていたり、写真のように数人がパーカッションを叩くパフォーマンスを永遠続けていたり・・・。このイベントの様子を言い表すなら、混沌とアナーキーという言葉がぴったりではないかと思う。無邪気にカメラでバシバシ撮影するのは、止めておこうという気分になる。


”FREE HUGS”とプラカードを持ったおじさんに、道行く人がハグして行く。ダンナは「止めといた方がええで!」と言ったが、アレキサンダーが「なんの問題もないよ!」というんで、ワタクシもこのハグおじさんと抱擁してまいりました。


2時間ほど公園内のパフォーマンスを見たあとは、公園を出て反対側のOderberger Str.(オーダーベルガー通り)にあるバーに入る。この通りは、有名なカフェや雑貨ショップが立ち並ぶエリア。ベルリンに滞在するなら一度は行ってみてもいいかもね。日本のガイドブックには載っていないが、Mauerpark(マウアーパルク)の蚤の市散策→Oderberger Str.(オーダーベルガー通り)のカフェで一休み はオススメのコースらしい。
メーデー前夜のこのエリアは数メートル歩く毎に警官を見かけるし、警察車両が巡回パトロールしていて本当にものものしい雰囲気でございました。翌日のラジオでは、「昨夜のベルリン市内は約4千人の警官が出動し・・・。」と放送されていたそうだ(アレキサンダー談)。蚤の市が開かれているMauerpark(マウアーパルク)だったら、もっとホンワカ気分になれたかもね。
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# by uki2bnny | 2012-05-25 07:12 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(0) 

私をich(イッヒ)と言わないベルリン訛り (2)ベルリン 

ベルリンに到着後、ダンナの友人アレキサンダーには内緒でKurfürstendamm(クーダム)にあるKDW(カーデーヴェー)を楽しんでから彼の住む、ディープ・ベルリンなFriedrichshain(フリードリヒスハイン)に向う。Warschauer Str.駅(U1、Sバーン)を降りて彼の家までダンナと2人で歩いていくが、「相変わらず、こわいでぇ~。」とダンナが何度も口にする。写真は、Warschauer Str.駅を出てすぐの眺め。


この地区では、建物入り口の扉の落書きはオキマリの出来事。街全体がパンクなのだ。先ほどまでいた、西ドイツ的なKurfürstendamm(クーダム)と全く異なる雰囲気。何度も何度も「怖いでぇ~」と言いながら、到着したアレキサンダー邸の扉は、去年までの落書きが綺麗に塗りつぶされていたが、あっという間にまた落書きだらけになるんだろう。
*去年のアレキサンダー邸の落書きいっぱいの扉はこちら
1年ぶりに再会したアレキサンダーは、相変わらずクールな出で立ち。彼は6代目の007・ジェームスボンドを演じるダニエル・クレイグにとても似ている。髪形はスキンヘッドなんで一見、とても怖い・・・。最初に会ったときは少々びびってしまい、ただでさえスムーズでないドイツ語が更にカチコチで挨拶したのを思い出す。今回は3度目なんで、スキンヘッドのジェームスボンドに慣れてきた。アレキサンダーの彼女アリーナと挨拶を終え、アリーナは大学へ、アレキサンダー、ダンナ、私の3人はビールや明日の朝食の買出しに出かける。


アレキサンダーの家のすぐ裏にあるなんでもない酒屋だが、ここが意外にもダンナと私のツボにはまった。まず、ダンナが気になったのが入り口左上の看板。

アレキサンダー曰く、これはベルリンのドイツ語。アレキサンダーの解説によると、ich(イッヒ)=私 が標準ドイツ語だが、ここベルリンではichなんていわないと言うのだ。ベルリンでは、ick(イック)=私 なんだそうだ。chの音がkになる。江戸っ子訛りみたいなものか。ちなみに「Leipzig」はと聞けば、『ライプツィッ「ク」』と答えるアレキサンダー。そのほか、Wat kikste(標準語:Was guckst du)という、「何ってんだょ、べらんめぇ」的な恐ろしいフレーズも教えてもらった。

また、看板に「koof」と書かれているのは、標準ドイツ語での「kaufen(買う)」。日本もそうだが、ドイツも地方毎の訛りがあり、ドイツ人でもわからないことが多いという。参考までに標準ドイツ語は、日本人が大都市と勘違いしているフランクフルトでもなければ、勿論首都があるベルリンでもなく、ハノーファーなんでございますよ。観光地で人気のあるミュンヘンなんかは、他のドイツ人も思わずにんまりするほど訛っている。まあ、なんというかミュンヘンは日本でいう東北弁(だと私は思う)。


一見、どこにでもある酒屋だが店の一角にある棚が私のツボとなった。


ところ狭しと棚に並べられているのは、東ドイツ時代のモノ。どこかの店のポイントシールと台紙など、見る人によってはほとんどゴミみたいなものも多いと思うが、デザインや色づかないなど、へえ~と思うものがある今時の日本的に例えると昭和な感じでしょう。


棚に陳列してあるモノは全て売り物ではない。手を触れないでと注意書きもあるのでお宝扱いでございます。


棚の横に東ドイツ時代のビール瓶が置かれていた。うちのビール瓶コレクションに加えたい! 手をふれずに1つずつじっくり観察。
こんな小さな街の酒屋でちとなつかしい東ベルリン・コレクションを楽しめるとは思いもしなかった。アレキサンダーには、珍しくもなんでもないようで、プレッツェルのスナックを手に取ると、どのビールがいいかダンナと歩いてまわっていた。私はひとり、この陳列棚に張り付きであった。
アレキサンダーと歩くと、いつもガイドには載っていないベルリンを楽しむことができる。またしても、買い物と思わせて、実は綿密な計算でここに連れてきたんじゃないかと思ったりした。
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# by uki2bnny | 2012-05-24 18:27 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(2) 

食のパラダイス! KDW上階のデリカテッセン (1)ベルリン

2012.4.30
●Erbsen-Eintopf・・・9,90ユーロ
朝9時前には2日間滞在したライプツィヒを出発し、次の目的地ベルリンへ移動。朝食は、スープと黒パンを移動する列車の食堂車でとるでござる。ライプツィヒからベルリンまでの車窓は、この時期のドイツの風物ともいうべき菜の花の黄色が続いていた。
3回目となるベルリンは、前回までと同様にダンナの友人アレキサンダーに各所案内してもらう。アレキサンダーは、12歳の時に東西を分断していた壁が崩壊するという歴史的な経験を経て大人になった。「アイツは、東(共産主義)の嘘も西(資本主義)の嘘も体でわかっている。」とダンナが言う。そんな彼が案内してくれるベルリンは、日本のガイドブックに載っているマスト・観光スポットとは違っている。今回もアレキサンダーのコーディネートでディープ・インパクトを楽しんで参りました。


ベルリンに到着し真っ先に向ったのがドイツ最大にして最高級の百貨店KDW(カーデーヴェー)。ダンナの友人アレキサンダーは西ベルリンだったエリアを本当のベルリンと認めておらず、特に、この百貨店があるKurfürstendamm(クーダム)エリアは全くつまらない場所と言い切る。勿論、ここは彼のベルリン・マストポイントではない。しかし、ドイツ最大にして最高級の百貨店KDW(カーデーヴェー)が大好きな私達夫婦は、彼に会う前に内緒で少しだけ楽しもうと、列車を降りるや否やそそくさと直行したのだ。

◆KDW(カーデーヴェー)
Kaufhaus des Westens(西のデパート)」の頭文字3つの略称が百貨店の名前となったのは、開店当時、ベルリンの新興地であった西地区に建てられたことから由来している。100年以上の歴史を持つKDW(カーデーヴェー)は、1907年5月27日にAdolf Jandorf(アドルフ・ヤンドルフ)により創業された(ドイツ語版Wikipediaより)。 アメリカのデパートをモデルに高級志向を前面にした商法が当たり、あっという間にベルリンを代表するデパートに急成長した。後にナチスに買収されるが、大戦後には東西分断時代の陸の孤島であった西ベルリンの繁栄の象徴となる。
現在ドイツ全土に店舗をもつ百貨店GALERIA Kaufhof (ガレリアカウフホフ)なんかとは、品揃えのレベルが違いすぎるのだ。KDW(カーデーヴェー)と比較すると、GALERIA Kaufhof (ガレリアカウフホフ)が西友やヨーカ堂に思えてくる・・・と例えると違いがおわかり頂けるか?とりわけKDW(カーデーヴェー)上階のデリカテッセンの素晴らしさは有名で、戦前からのドイツ一高級な百貨店という地位を揺るぎなきものにしていると思う。

◆Austernbar
●Fines de Claires Speciales・・・13,90ユーロ
●Chardonnay・・・5,40ユーロ
●KDW Prosecco・・・4,90ユーロ


KDW(カーデーヴェー)上階のデリカテッセンを例えるなら、「子供なんか相手にしない大人のための食のテーマパーク」。Feinschmeckerbars(ファインシュメクトバー=素敵!旨い!バーエリア←うきうき訳)には、11店舗のイート・イン可能なカウンターがある。無類の牡蠣好きであるダンナが、まず選んだのは Austernbar(オウスターバー=牡蠣)。名前の通りの牡蠣の専門店。メニューを見て頂くとおわかり頂けるが、カウンターの店といったって、100ユーロ以上するメニューがあるんだからスゴイ。いなっ、スゴ過ぎる。ここは、常連が多いようで、隣に座ったご夫婦のダンナさんは、「いつもの」みたいな感じでオーダーするが・・・、なんと1人で大きな牡蠣を12個もペロッと完食して店を出ていかれた。他にも、常連的注文をされている方がおり、メニューどおりではなく、あの牡蠣、この牡蠣、もう一丁!あらよっと、と好みのものをそれぞれオーダーしてらっしゃった。実は牡蠣アレルギーのワタクシ。KDWの名前がついたプロセッコしか楽しめなかったんで、ダンナの計らいで泡モノのバーへ。


◆Moët & Chandon
日本でもお馴染みのMoët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)。Champagner-Bars(シャンパニャー・バー=シャンパンバーエリア)には、Moët & Chandonの他に2つの店があり、美味しいシャンパンが楽しめる。

●チーズ:Petit plateau fromages・・・14,95
1杯13ユーロ弱のシャンパンを極上チーズをドカ食いしながら、ダンナが1杯、ワタクシが2杯とツラっと飲み干してしまった。チーズは、Moët & Chandon(モエ・エ・シャンドン)の前にある店で注文し、運んでもらったもの。

隣に座ったベルリン・ギャル達が、おいしいそうなチーズを食べていたんで、どこで買ったのか聞いたら、目の前の店だと教えてくれ、パシリの私が、すぐに買いに走る。といっても歩いて3歩ほど。その間、ダンナはチーズ情報をくれたベルリンギャルに写真を撮るのを頼まれカメラマンとなっていた。

チーズ屋には、各種チーズ盛の価格表があるが、勿論、これとこれみたいに選んでオーダーできる。Champagner-Bars(シャンパニャー・バー=シャンパンバーエリア)の店は、どこもドリンクのみ提供。食べ物は他の店でオーダーしたものと一緒に楽しめるシステムとなっている。これが、また何とも言えず楽しいんだわさ。


ドイツではじめて見たよ、ルノートル。さすが、KDW(カーデーヴェー)。ドイツとフランスは隣り同士と思えないほど食文化が違う。それは、菓子類にも当てはまる。繊細なフランスケーキ、素材の味を十二分に活かした(ほんとか?)ドイツのケーキ。ドイツ人は繊細ケーキを好まないのかと思ったら、ルノートルは行列するほど人気があるようだ。先進的なベルリンだから繊細ケーキが売れるのか、あればやっぱり食べるのか? 日本では西武百貨店に入っていたルーノートルだが、今は全店撤退してるんだよね?日本のルノートルは、営業権利の譲渡を受けて実際には西武がケーキを作っていたと聞いている。よくある老舗の名前を借りた営業なんで、パリの本物ルノートルとは異なるものに違いないと思ってんのよ(パリのルノートルで食べてないけど)、ワタクシは。それゆえ、KDW(カーデーヴェー)のルノートルは、本場のフランス人がケーキ仕込んでるのかしら?と、ふと思ったりした次第。


最上階には、モダンでシックな内装のレストランとカフェがある。ここは、去年、観光の合間の休憩で使ってみたが落ち着く場所。とにもかくにも、これはKDW(カーデーヴェー)上階のデリカテッセンのほんの一部。これだけだと、スゴイ!ってのが伝わらないのが残念・・・。くぅうう。

この日、デパ地下ならぬデパ上で80ユーロ近くも飲み食いに浪費。日本のデパ地下のイートインコーナーで8千円(1ユーロ=100円換算だとね)使うのと同じだから、尋常じゃないね・・・。しかし、KDW(カーデーヴェー)のデリカテッセンは、何かを買うだけで帰るにはもったいないほど、ワクワク感がある所。ベルリンのKurfürstendamm(クーダム)に来るのなら、街なかのレストランより断然、KDW(カーデーヴェー)のデパ上をオススメする。そうそう、日本だと食品は、地下でレストラン街が最上階ってのがオキマリだが、ここは食品が下じゃなくて上ってとこがデリカテッセンの雰囲気を高めている気がするのよね。


お目当てモノの物色やダンナの友人アレキサンダーへの土産を買い、最後はフルーツジュースで締めKDW(カーデーヴェー)タイム終了。アレキサンダーへの手土産はシャンパン。西ベルリン嫌いのアレキサンダーなので、KDW(カーデーヴェー)に来たことがばれると気まずい・・・。だから、シャンパンはラッピングしてもらわず、はだかのまま持って行く。このあと、アレキサンダープレゼンツの「アングラ・ベルリン・ツアー(UBT)」がはじまる。
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# by uki2bnny | 2012-05-23 22:59 | 旅行(ドイツ以外) | Trackback | Comments(0) 

5つ星ホテル ★Steigenberger Grandhotel Handelshof(9)ライプツィヒ

★★★★★Steigenberger Grandhotel Handelshof
【住所】Salzgäßchen 6 Zentrum Leipzig 04109
【電話】 0341 350 581 960

ホームページ

◆ラウンジゾーン
ドイツの格式あるホテルと言えば、ドイツ国内外にいくつもあるSteigenberger(シュタイゲンベルガー)の名が真っ先に頭に浮かぶ。ドイツ旅行で五つ星に宿泊するのは、ミュンヘンとベルリンを旅した時に利用した以来である。実は、念願のSteigenberger(シュタイゲンベルガー)を楽しむのがライプツィヒ旅行の一番の楽しみであった。ホテルの内装はモダンな雰囲気でまとめられたライプツィヒのSteigenberger(シュタイゲンベルガー)。

ホテル1階には、吹き抜けになったバーコーナーがあり開放感がある。


◆サウナ&ジムゾーン
●ジムエリア、リラクゼージョンエリア、サウナエリアの利用が可能。
●残念ながらプールは無

●リラクゼーションエリアはかなり広いスペースで、中央ではアロマが焚かれている。
●サウナエリアは、リラクゼーションエリアの下のフロアーとなる。
●サウナの他、足湯コーナーも有
●水のサービス有

旧市街の中心地にホテルが立地しているため、非常に便利であった。観光に疲れると、ホテルにもどりサウナとリラクゼーションエリアで休息を取っていたので、ホテル滞在時間がかなり長い旅行となった。


◆宿泊した部屋
●307,15ユーロ/スーペリアダブルルーム 2泊
●ネット無料
●無料ティーセット有
●バスローブ、アメニティー付
●午後のサービスとして、翌日の天気予報+チョコレート

●ベットルームの他にクローゼットルーム有り

●バスタブ、シャワールーム、とレットスペースがそれぞれ別々となっている。
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# by uki2bnny | 2012-05-22 22:53 | 旅行(ドイツ) | Trackback | Comments(0) 

ジムで爆笑を誘ってしまった・・・

2012.5.16
日本では激しくジム通いする生活を送っていた私は、ドイツではドイツ人ばかりのローカルスポーツジムで増え続ける体重と格闘し、サウナで汗を流す日々を送っている。現在、私が通っているジムでは、常連の日本人男性と思われる方1名以外、日本人とおぼしき人を見かけない。時々こっちに住んで長そうな日本人かもみたいな女性2名ほど見かけるが、特段コミュニケーションはない。私が専ら接しているのは、日々、筋トレと有酸素運動に励むドイツ人ばかり。

この日も意気揚揚とジムに向う。
ジムでトレーニングウエアに着替えた後、室内シューズを履こうとしたら家に忘れてしまったことに気づく。ジムまではローパンプスで来たので代用できない。シューズ無しではどうにもならないので、サウナだけで帰ることにした。ステップ・エアロビクスのクラス待ちのラウンジで、いつも一緒に汗を流している常連さんたちに「靴を忘れたんで今日は帰る。」と言ったら、皆が「フロントで借りれないか聞いてみたら?」とアドバイスをくれる。フロントのお兄ちゃんに貸し出しシューズがないか聞くと、そばにいた全く関係ないドイツ人のおじちゃんが、「近くの店で買ってこいよ! 10%引きで買えるぞ!」などなど、どんどん外野が騒がしくなる。結局、担当インストラクターから、「ステップはダメだけど筋トレのクラスなら裸足でいいわよ。」という許可がおりる。すっかりサウナ気分になっている私の心とは裏腹に、いろんなドイツ人を巻き込んで騒ぎっぱなしでその場を去れなくなり、いつも通りスタジオプログラムに出ることになった。

荷物をロッカーに置き、裸足じゃなんなんでサウナ用のビーチサンダルを履いてラウンジに再登場(上記写真の装い)すると、スタジオクラスオープンを待っている常連ドイツ人達から指をさされてれての大爆笑を浴びた。写真で見ると、そんなに変でもないけれど、このかっこでジムを歩き回るのは、どうにも可笑しかったようだ。筋トレクラスも、最初はビーチサンダルでやっていたんだけど、ペタペタ音がして近くのドイツ人に失笑されたんで、途中から裸足。裸足でスタジオプログラム受けるなんて初めてで、自分でも笑ってしまった。

結局、筋トレだけでなくてステップ・エアロビクスまで参加してしまった、裸足で。

皆さん、いつも親切な方ばかりのジムでございますが、裸足の私に、この日は、こと更気を遣っていただきました。
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# by uki2bnny | 2012-05-22 21:41 | 日常とドイツのニュース | Trackback | Comments(2) 

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