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2013年 01月 26日
2012.12.30
画家ではなく芸術家といったのは、彼が画家であり、また詩人であり、小説家でもあり、はたまた劇作家でもあり、ときには評論家、さらには映画監督や脚本まで手がけるという極めて多彩な顔を持っているからだ。画家としてのジャン・コクトーを感じることができるのが、17世紀の要塞を美術館にしたMusée Jean Cocteau(ジャン・コクトー美術館)。 このMusée Jean Cocteau(ジャン・コクトー美術館)には絵画だけでなく陶芸作品なども展示されており、絵画とともに芸術的な空間が創り出されていた。絵画は、この美術館のために描かれたパステル画。「恋人たち」と名づけられたシリーズになっている陽気な色彩画が並んでいた。 スイスの高級時計Corum(コルム) のオーナーSeverin Wunderman(セブラン・ワンダーマン)氏が所有していた1,500点以上の作品がマントン市に寄贈されたため創られたのがこちらの美術館。映画人、演劇人、詩人としてのジャン・コクトーが楽しめる場所であった。 私がはじめてジャン・コクトーという名を目にしたのは小説「ダヴィンチ・コード」。ある秘密結社の総長として彼の名前が記されていたと記憶している。マントンを訪れて、彼がこれほどまでに多彩な芸術家だと知った次第。 ←なるほど~役にたった!というときは、このマークをクリックしていただけると幸いです。
by uki2bnny
| 2013-01-26 08:31
| ・・・フランス
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