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2011年 05月 06日
もう、ちょっと古いけど・・・、言わずにはいられない、「姉さん、事件です。」
本当に、今日の「玄関シャットアウト!」は、ドイツに来てベスト1位なんじゃなか!っていうぐらいの事件。 だって、絶対に気をつけなければいけないと言われている鉄則を、うっかり破ってしまい、日本では考えられないほどの出費となってしまったから。 ドイツの一般住宅の玄関の扉は、外からバタンと閉めたらロックがかかって、鍵がないと決して開かない。 日本のように、鍵を閉めないといけない扉ではないのだ。勝手にロックがかかるので、鍵の閉め忘れの心配はないが、ちょっと外にでて、うっかり、なんだか知らないけど扉がしまってしまった・・・。なんてことが起きたら、もう大事件。どこかの窓を開けていて、部屋にはいれればいいが、玄関以外のどの窓も、ちゃんと施錠していたら、もう業者を頼むしかない・・・、とても高い料金の業者を!!! 問題は、こいつ!この玄関! ちょっと、裏のスーパーに、夕飯にたりない野菜を買いに行こうと家をでた。いつもは、玄関を閉める前に必ず鍵があるか確認してから扉を閉めるのに、今日は何故か、その確認を怠った。 階段を下りて、アパートの扉をあけるときに、「あれ?あるかな? (期待をこめて)あるよね?」とかばんの中を確認したが、鍵がない!もうこの時点では、遅いのよ、全てが・・・。 かなり、あせったが、目の前に見える公衆電話に急ぎ、ダンナの携帯に電話した。 しかし、ダンナの様子もおかしい・・・。なんと、だんなも鍵を忘れたと言いだした。 えぇ~、ダブルで鍵を持っていないというこは、家に入れないじゃん! とにかく、私がアパートの玄関前で待機することになった。 でも今は、金曜日の5時。6時すぎたら鍵業者に連絡なんてつかないんじゃないか・・・、だって日本じゃなくてドイツだもん・・・。どんどん心配になってきたが、携帯もない、ネットもない。出来ることは、家の前で待機。 そこへ、お隣さん(上に住んでる方ですがお隣さん)が帰ってきた。 恥も外聞もなく、事情を説明。とりあえず、お隣さんのお宅にお邪魔して、対策を講じることに。 ネットで鍵開け業者を探していただきながら、私の大家さん(ドイツ人のおじいさん)に電話までしてもらい。 結局、大家さんは、うちの鍵はもっていないので、自分でどうにかしないといけないことが判明。 近場の、すぐ来てくれる業者をお隣さんが必至で見つけてくださり、扉が開きました・・・。 鍵開け業者、金属とかの滑りがよくなるスプレーあるでしょ、その手のものを扉の淵にシューっとかけて、棒のようなカードのようなものを上から下にさっと通したら、カチャッと一瞬で扉を開けたのよ! あれは、手品? マジック? 私には、もうイリュージョンのレベルの不思議。 一緒にみていたダンナも、「なんなんや!!」と逆切れ気味。 アパートの扉のオートロックがなければ、どこぞの国の窃盗団が押し寄せてくるよ、ドイツに。だって、鍵がなくても日本のの扉より簡単に開けられるから。しかし、どんな仕組みなんだか、さっぱり不明。 そして、あんな一瞬で、経費もかかってないっていうのに178,50ユーロもとられた。2万円近くとられたということ。178,50ユーロだと、ふ~んって感じでしょうが、一瞬の鍵開けに2万円って聞いたら驚くでしょ・・・。 2度と鍵を持たずに家をでません! ダンナは鍵を家に忘れたのではなく、昨日まで出張で滞在していたベルギーのホテルに忘れたらしいことも判明。後日、ホテルに問い合わせししたら見つからず、結局、出張先で紛失。 よりにもよって、鍵を忘れる(私)、鍵を紛失(ダンナ)が重なるなんて、 Wの悲劇・・・。 今日一番、大変だったのは、お隣さん(お隣さんは、私が住むアパートの同じ棟で唯一の日本の方)。 私の大家さんにまでドイツ語でべらべ~らと連絡をしてくださり、大変ありがたかったです。ほんとにありがとうございました。 余談だけど、 翌日、ダンナの鍵を作りにミスターミニットに行ったら、21,99ユーロもかかった。日本と違うのは、身分証明書も提示して、サインまでもとめられた。 「合鍵作ったら、大家さんに連絡しといた方がいいですよ。」とお隣さんからのアドバス。 ドイツでは、こんなことも大家さんへ報告しとかなといけないらしい・・・。 合鍵作るのも、高いし、めんどくさい! そして、もうひとつ余談だけど、 海外ブランドのキーホルダーって、なんで、あんなに鍵ひっかけるのがついてるのかしら?っと前から不思議だったんだけど、ドイツで生活してみてわかった! だって、家の鍵、ポストの鍵、倉庫に入る鍵、自分の倉庫を開ける鍵、ゴミ捨て場の鍵、駐車場に入る鍵、駐車場を上げ下げする鍵の他に、車の鍵。だんなは、これに加え、オフィスのもろもろの鍵。 生活に必要な鍵だけでもすごいあるのよ。10個ぐらいつけられるキーホルダーがやっぱり必要。 ドイツに生活して、キーホルダーの謎がとけた。
by uki2bnny
| 2011-05-06 08:39
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