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2014年 03月 28日
768段の石階段が続く世界一高い教会塔は、有料で登ることが可能。しかしながら剣客とはいえぬ我が身・・・、この日は平たい教会内部のみを見学。この大聖堂には、8000本以上のパイプを有する立派なオルガンがございます。イースターから10月の終わり頃まで、日曜日を除く毎日正午、このオルガンの音を聞くことができるそう。 もうひとつUlm(ウルム)といえばというのが、このお方。現代物理学の父と言われるEinstein(アインシュタイン)。彼が生まれたのが、実はこの街。泉のモニュメントとしてかたどられたEinstein(アインシュタイン)は、72歳の誕生日、とあるカメラマンにより撮影されたあまりにも有名な舌を出すポーズ。 朝ごはんはベーグルサンドにマフィン。パニーニを焼く機械でこんがり焼き色をつけられたベーグルは、水分がとんでしまい、あのベーグル特有のもちもち感が奪われておりました。もちもちベーグルが食べたかったダンナは、食べ終わるまで苦笑い。 戦後の復興で、古い街並みが残されたのは僅か。しかし街散策では、ときおり目につく古い建物がちらほろござんした。やはり近代建築とは違い、趣きある雰囲気。ワタクシ、窓フェチ。ウルムの気になる窓2選。まずは、こちら。白が基調の建物にシックなグレーの木の扉。地味な色なのに、人目をひく華やかさがござんした。 お次は、こちらの。壁のペイントと小さな屋根裏の窓が印象的。後ろに見える煙突も可愛らしさを倍増させる。なんともメルヘンな一般住宅。 ひととおり街歩きを終え、そろそろ昼どき。Fischerviertel(フィッシャーフィアテル)の一角にForelle(フォレーレ=ます)を店の名に掲げるレストラン”Zur Forelle(ツア フォレーレ)”がございます。老舗のレストランで魚料理をと思っていたのだが、なんだか気分が「さかな」でなく、結局、メニューだけチェックして今度の機会にということに。 めぼしい店を覗きながら、雨の中をそぞろ歩き。そして、昼食にと決めたのが、芳ばしいピザの香りに誘われて辿りついた、一軒の木組みのいえ。 【Espresso・・・1,60】 食事の後も散策を続けたがったが、雨は激しくなるばかり。さらにはあられになったため、ひとまずホテルへ退散。最後に大聖堂を眺め、Ulm(ウルム)観光終了。 カリヨンの音色はマイセンカリヨンに負けておりませんでした。時計の振り子にかたどられているのは、Ulmer Spatz(ウルムのすずめ)。この街を去る前に、この音を聞けて大満足。このカリヨンを激写してるのは、ワタクシだけでござんしたがね。 「世界一」が2つもある街なんて、なかなかないんじゃないかしら。今回は街一番の地ビールを飲み損ねたので、必ずUlm(ウルム)リベンジ!
by uki2bnny
| 2014-03-28 00:16
| ・・・ファンタスティク街道
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