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2016年 01月 25日
2015.12.14 ![]() 「おもちゃのまち」として知られるニュルンベルクには、とびきり楽しい博物館 Spielzeugmuseum(おもちゃ博物館)がございます。14,5世紀から現代までのおもちゃを眺めてまわれば童心に返るだけでなく、なんだか体も若返ったような気が…。また行きたいと思う博物館や美術館というのはそうそうないのだが、ニュルンベルクのおもちゃ博物館は「また!」と思えた場所だった。 ![]() おもちゃ博物館に入ると、ドイツ全土で様々な玩具が作られてきたことがわかる、大きな「ドイツおもちゃマップ」がございます。おもちゃ博物館を巡る前に、この地図の前でひと勉強。 ![]() そうそうドイツおもちゃマップのすぐ近くには、骨でできたサイコロ(15世紀:ドイツ北部のリューベックで製作)が展示されていて、いきなり度肝をぬかれてしまった。 ![]() さあ館内を見学するかと上階に上ると、早速不思議なものが目に入る。こちらはレンズを使った視覚トリック玩具。19世紀ヨーロッパで大流行したものだそうで、のぞき穴から中を見ると、遠近感を伴うパノラマが楽しめるという仕掛け。 ![]() ![]() ![]() 左上は19世初頭にテューリンゲンでつくられたもので、当時の風刺画に描かれたナポレオン3世をかたどったくるみ割り人形。右上は1850年頃のもので、今でもよく見かけるスタイル。右下は1910年頃のテューリンゲンで作製された兵士のくるみ割り人形。表情が人間ぽくてなんだかリアル。 ![]() 木工玩具をくまなく見たら、お次はいよいよ魅惑のミニチュアとドールハウスの世界へ。これでもかっというほど並ぶミニチュアやドールハウスは、おもちゃ博物館の見どころのひとつ。それらをじっくり見て回ったら、何時間あっても足りないほど。すごく気になるものだけカメラにおさめて帰ってきたが、この博物館のミニチュアやドールハウスは何度見ても飽きることがない気がする。それ故、また訪れてみたい博物館のひとつとなったのだ。 ![]() 木工ロクロで加工されたというこのエッグサービスセットは、20世紀初頭の作品。ニュルンベルクの木工ロクロの親方が精巧に細工したものに、絵付けが施されている。 ![]() ![]() 19世紀中期に製作されたニュルンベルクの青空市のミニチュアは、当時の生活ぶりがうかがえる歴史本のような作品だ。木工、布、陶磁器、藁そして粘土と、様々な材料を駆使したもので、可愛らしいミニチュアとはまた違う印象的な作品だった。 ![]() ドールハウスの起源は諸説あるようだが、ひとつには16世紀の中頃に南ドイツのとある公爵が自分の娘に贈ったともいわれている。現存する世界最古のドールハウスは17世紀初頭にドイツでつくられたものだそうで、ニュルンベルクの民族国立博物館蔵におさめられているんだとか。えええ、ドールハウスはイギリスが本場なのかと思いこんでいたけれど、なんとなんとドイツがお家元なのね。 ![]() こちらのドールハウスは19世紀中頃のもの。この当時はカーテンやテーブルクロスなんかは、母と娘で手作りしたなんてことも多かったというから、大人の女性が楽しむおもちゃだったともいえるかもね。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() おもちゃ博物館に展示されているドールハウスやミニチュアのほとんどはドイツ製だが、珍しくイギリスもんが並んでいた。こちらはイギリスらしく銀のティーサービスセット。やはりドイツ製のミニチュアとは趣が異なる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() このメリーゴーランドはフュルトの教会市が立つ日に、決まって姿を現したメリーゴーランドが手本とされているんだそう。手動で動くブリキメリーゴーランドには魔法のボタンがついていて、そのボタンを押すと当時のクラシカルなメリーゴーランドのオルガンの音が5分間だけ鳴る仕掛けになっている。残念ながらその音色は聞けなかったが、20世紀初頭にこんなゴージャスなメリーゴーランドを特注したおばあちゃんって、きっととても裕福な方だったんでしょうね。 ![]() ![]() ドイツといえばSteiff(シュタイフ)のテディベアを忘れてはなりませぬ。おもちゃ博物館にもシュタイフのくまちゃんが可愛らしく鎮座ましましておりました。 ![]() ![]() ニュルンベルクでは、世界のおもちゃが集まる国際玩具見本市が毎年開催されているんだそう。昔も今もおもちゃのまちという役割を担ったニュルンベルクは、ドイツらしい雰囲気のある素敵な街でございました。 ![]() ■
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by uki2bnny
| 2016-01-25 21:52
| ・・・ハイデルベルク・古城街道
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